ニュースリリース
クルマ・技術
「マツダプレマシー」をマイナーチェンジして発売
−乗り心地と走行性能を向上させながら、クラストップレベルの環境性能を実現−
マツダ株式会社は、スポーティかつスタイリッシュなデザインと優れた運動性能を特長とするコンパクトミニバン「マツダプレマシー」をマイナーチェンジし、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて本日から発売する。月間販売台数は1,800台を計画している。
今回の改良では、商品コンセプトである「コミュニケーティブ&ダイナミック」の更なる進化を目指し、2WD車全機種に電子制御5速オートマチックトランスミッションを搭載、またS-VT(シーケンシャルバルブタイミング)の採用を全機種に拡大するなどして、パワートレインの強化による動力性能の向上と、低燃費かつクリーンな排出ガスというクラストップレベルの環境性能との両立を実現している。さらに、サスペンションの改良により、走行安定性と乗り心地を向上させている。
エクステリアは、精悍なフロントマスクを採用するなど、より力強いスポーティでスタイリッシュなデザインとし、インテリアについてはインストルメントパネルのデザインおよびレイアウトを大幅に変更することにより、洗練されたイメージに磨きをかけた。ボディカラーには、薄金色の「ゴールデンサンドメタリック」をはじめとする7種の新色を含め、鮮やかな色合いを多彩に揃えた全11色を用意している。
「マツダプレマシー」の車両本体価格は1,768,000円~2,355,000円(消費税込)。
■「マツダプレマシー」マイナーチェンジの概要は以下のとおり ボンネットとバンパーをワンラインのシルエットでつなげたスムーズでクリーンなフロントデザインに変更し、新デザインのヘッドランプとともに精悍な表情を強調したフロントマスクとしている。また、LEDウインカーランプを内蔵したドアミラーの採用や、LEDを使ったリアコンビネーションランプを上級モデルに採用するなどして、質感の高い仕様としている。
インテリア インストルメントパネルのデザインおよびレイアウトの変更、ホワイトイルミネーションで視認性を向上させたブラックアウトメーターを全車に採用するなどして、上質さとダイナミックさを高めたインテリアデザインとしている。また、グレードによって異なる内装色、シート生地を採用するなどして、スタイリッシュに個性を演出している。
ダイナミック性能 定評のあるMZR2.3L/2.0Lエンジンでは、S-VT(シーケンシャルバルブタイミング)の採用を拡大するなどパフォーマンスをさらに向上、また2WD車全機種へ電子制御5速オートマチックトランスミッションを採用して、常用域で使い勝手のよいトルクフルなフィールと共にリニアで爽快な加速性能を実現した。また、サスペンションのジオメトリーを変更し、ハンドリング性能およびロードノイズやブレーキ性能を改善し、走行安定性と乗り心地を向上させている。
環境性能 S-VT(シーケンシャルバルブタイミング)やエレキスロットルおよび電子制御5速オートマチックトランスミッションの採用により燃費性能を改善、MZR2.0Lエンジンの2WD全車で「平成22年度燃費基準+10%」を達成し、グリーン税制に適合している。また、2WD車だけでなく4WD車まで「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」(SU-LEV)の適合を拡大させている。
その他 定評ある「6+One」パッケージングコンセプトの多彩な機能性に加え、室内の静粛性を向上させ、さらなる快適な空間を実現した。また、衝突安全性能の評価において日本のNCAPで6つ星の最高ランクを獲得、メーカーオプションとしてDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が選択可能な機種を拡大するなど、安全性を向上させている。装備では、G-BOOK ALPHA対応HDDナビゲーション、新たに左前側方を写すCCDカメラを追加した駐車支援システム、Bluetooth®ハンズフリー機能およびAUX端子をメーカーオプションとして追加し、利便性を向上させている。
福祉車両 今回のマイナーチェンジにあわせて、「マツダプレマシー」の福祉車両「プレマシー助手席リフトアップシート車」のベース車を変更し、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて本日から発売する。
■「プレマシー助手席リフトアップシート」の全国希望小売価格は以下のとおり
■主要諸元
[4WD車の数値]
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